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2008年4月9日
世界で最も権威のあるクラシック音楽コンクールの一つである、チャイコフスキー国際コンクールのバイオリン部門で、日本の神尾 真由子が優勝した。
2007年6月29日、モスクワで開催されたこのコンクールは、「白鳥の湖」「くるみ割り人形」などで知られるロシアの作曲家、ピョートル・チャイコフスキーにちなんで名付けられたもので、1958年以来、4年に1度開催されている。今回で13回目。
バイオリン部門で日本人が優勝したのは、1990年の諏訪内 晶子以来、2人目。
神尾 真由子は21歳、大阪府豊中市出身で、4歳でバイオリンを始め、10歳の時にシャルル・デュトワ指揮の交響楽団と共演でデビューするなど国内外の著名オーケストラと共演し、早くから注目され、前評判も高かった。
とはいえ、そんな神尾も、2週間にわたるコンクールでは、極度に緊張したらしい。
しかし、本選では最後の奏者として、チャイコフスキーとシベリウスの協奏曲を、叙情的に時には力強く演奏し、聴衆を魅了した。
又、3位には、ドイツから出場の日系の有希マヌエラ・ヤンケが入賞した。
同コンクールでは、1998年に声楽部門で佐藤 美枝子が優勝、2002年にもピアノ部門で上原 彩子が優勝している。
<経歴>
神尾 真由子(かみお まゆこ)
桐朋女子高卒
原田 幸一郎氏や、米国の名門・ジュリアード音楽院プレカレッジのドロシー・ディレイらに師事。
現在は、スイスのチューリヒに滞在し、ザハール・ブロンから指導を受けている。