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2008年4月21日
1963年6月15日、坂本 九の「スキヤキ」(日本題、上を向いて歩こう)が、米国の音楽情報誌ビルボードのポップ・チャートで1位を獲得。その後3週にわたってトップ、その前後11週もチャートインし、年間チャートの7位にもなっている。
作詞 永 六輔、作曲 中村 八大の同曲が日本で発売されたのが1961年。たちまち大ヒットした。翌年、たまたま来日していた英国のレコード会社、パイ・レコード社の社長ルイス・ベンジャミンがこの曲を聴いて気に入り、ケニー・ボール楽団というジャズ楽団にレコーディングさせて発売したところ、全英チャートのトップテンに入るヒットとなった。その際、社長が原題では発音しにくいだろうということで、タイトルを「SUKIYAKI」に改めたということである。(発見、改名したのは社長ではなく、ケニー・ボールだったという説もある)
アメリカではこのカバーバージョンはヒットしなかったが、翌1963年、米ワシントン州のラジオDJリッチ・オズボーンが自分の番組で坂本 九のオリジナルの「SUKIYAKI」を掛けたところ、問い合わせが殺到した。このため、キャピトル・レコードが急遽5月に坂本 九の「SUKIYAKI」を全米に発売した。
「SUKIYAKI」は瞬く間にチャートを掛け上がり、6月15日、ビルボードとキャッシュボックスの両音楽情報誌で全米1位を獲得した。その後もヒットは続き、ビルボードは3週連続、キャッシュボックスは4週連続1位の大ヒットとなった。レコード売り上げ枚数は100万枚を突破してミリオン・セラーとなり、翌年、米国人以外では初めてのゴールドディスクを受賞した。
その後も人気は一向に衰えることなく、現在までに世界約70ヵ国で発売され、総売り上げは1300万枚を超えると言われている。またカバーバージョンも13ヶ国で23タイトルが発売。全米ではカバーバージョンも2度トップテン入りし、その人気の高さを証明している(1981年:テイスト・オブ・ハニー 全米3位、1995年:4PM 全米8位)。
またビルボード誌で英語以外の曲が全米1位となったのは、現在まで僅か5曲しか無く、そのうちの1曲が「SUKIYAKI」である。