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2010年3月22日
2005年5月、テルモの「ナノパス33」。先端径0.2ミリで、従来一般的に使われているインスリン用注射針0.25ミリより20%細い。 テルモと岡野工業の技術により実現した。
子供を含め、糖尿病で日々の注射を余儀なくされている患者は全国に60万人程度。
日々、数回にわたるインスリン注射、刺入時の痛みを少しでも和らげたいとテルモと岡野工業(本社東京)が「痛くない注射針」を開発した。
針の根元は28G(ゲージ)相当の太さで先端は33G相当、薬液の注入抵抗は31G相当という。
ダブルテーパー構造で、針先を細くすると注入抵抗が増すという技術課題を、岡野工業の岡野雅行氏がステンレスプレス職人の技を注いで課題を克服、完成させた。
2005年グッドデザイン賞受賞。日本のものづくりに一石を投じた商品と評価された。
「新日本様式」にも選出された。新日本様式とは、日本の伝統文化や素材、技術、精神と、高度な技術力とを融合させた製品やシステムなどを選定するものである。