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2008年4月11日
2007年6月16日(土)午後10時25分、沖縄美ら海水族館で、オニイトマキエイ(マンタ)の雌の赤ちゃんが生まれた。飼育下でマンタの繁殖に成功したのは世界初である。
オニイトマキエイは世界中の熱帯・亜熱帯海域に生息する世界最大のエイで、成体で体の幅(体盤幅)は平均3~5m、6mを超える個体も珍しくない。学名が Manta birostris であることから、通称「マンタ」と呼ばれている。エサは主にプランクトンで、サメと同様に泳ぎながら海水ごとプランクトンを飲み込み、エラで海水だけ捨てて食べている。
沖縄美ら海水族館では、1988年にオニイトマキエイの飼育を開始し、世界で初めて長期飼育に成功している。
2007年6月16日(土)午後10時25分、沖縄美ら海水族館「黒潮の海」大水槽で、オニイトマキエイの出産が確認された。体盤幅が約190cmの雌である。マンタは受精後、母親の体内で成長し、成体で生まれてくる。サメ、エイ類に多く見られる出産形態である。
このマンタは、2006年6月8日に交尾が確認された個体で、妊娠期間374日で出産した。父マンタは1992年5月に、母マンタは1998年8月にいずれも沖縄近海の定置網で捕獲され、同水族館で飼育されていた。
残念ながら5日後の2007年6月21日(木)午前8時30分、水族館から南方約2kmの海上にある生簀内で、赤ちゃんマンタの死亡が確認された。水族館によると、死因は父マンタとの接触による擦過傷、打撲と思われるとのこと。死亡時の体盤幅は192cm、体重68.5kg。飼育日数は4日と10時間だった。