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2007年5月24日
世界最大級の木造ドームである大館樹海ドームは忠犬ハチ公の故郷である秋田県大館市にある。ドームの大きさは長径178m、短径157m、高さ52mもあり、国内最大だった出雲ドーム(直径140.7m、高さ48.9m)、ワシントン州のタコマドーム(長径160m)やミシガン州立大学のドーム型体育館(直径162m)を超えた、世界最大級の大規模な空間を持つドームと言える。
大館樹海ドームは伊藤豊雄建築設計事務所設計、竹中工務店が施工(1995年7月~1997年6月)し、県北産秋田杉(樹齢60年以上、直径20cm以上)約25,000本の集成材を使った。
時代と共に日本国内の木材の供給体制が整備され、ドームを構成する構造用木材の収穫、加工、建築までの輸送過程の輸送距離が短縮し、輸送過程の環境負荷が軽減している。
自然に調和する造形美と豊かな空間創造がテーマになっていて、木肌の柔らかさとぬくもりのある、魅力的な空間創造が可能である。
ドームの屋根の形は野球の打球の軌跡に呼応し、冬には季節風の抵抗を最小限にし、夏には自然換気(風力換気、温度差換気)が最大限に行われるように配慮した、たまご型となっている。屋根全体に透過率(二重複合成立)8%のテフロン膜を採用、年間を通じて、1,000~1,200ルクスを確保でき、照明電力の省エネ化と明るい健康的な開放感が得られる。
多目的アリーナとして、野球、サッカー、陸上競技、テニス、他に使用されるほか、イベント会場としても、活用される。