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2008年4月30日
世界中で、箸を付けられたら即壊され、食べられたら即消えてしまう無駄なことである見栄えをこれほど気にした民族は居ない。
39歳でミシュランの三ツ星を史上最短記録で獲得したフランス料理の巨匠、ジョエル・ロブションが、日本のこの繊細さに感動し、それを真似て盛り付けるようにしたら大好評となり、今やそれが、フランス料理の常識となった。
その基本は、器を楽しむこと。上品にシンプルに盛り付けること。色合いのよさだ。
これを可能とするのは、職人意識である。
人件費を考えたら無駄に思えるが、其処にこそ日本人の美意識があり、客をもてなす精神が息づいて居る。