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2008年5月11日
2005年6月14日、情報通信などにかかわる企業や自治体が集まる民間団体「世界テレポート連合(WTA)」のフォーラムが2005年度の「世界の情報都市(インテリジェント・コミュニティ)」トップ1に東京都三鷹市を選出した。同市のSOHO育成事業等が評価されての受賞である。
世界テレポート連合(WTA:World Teleport Association)は、衛星や光ファイバーなど最新の通信網を普及させることを目的として1985年に設立された世界組織で、各国の加盟組織のサービスを統合することで、効率的に事業を行えるよう支援を行っている。具体的には衛星通信型テレポートと地域開発型テレポートの2分野の事業支援活動を実施している。
米国、欧州、アジアに拠点を持ち、116団体が加盟。日本からはNTT、富士通、NEC、三菱商事、三井物産などの企業や、東京都、大阪市などの自治体が加盟している。
WTAは1999年からインテリジェント・コミュニティの選出・表彰を行っている。インテリジェント・コミュニティとは、ブロードバンド通信やITを活用して社会を発展させた地域のことである。2001年からは、WTAの内部組織で地域開発型テレポートを担当するICF(Intelligent Community Forum)が担当し、まず世界トップ7を選出して、その後トップ1を選ぶ形式となった。
1999年から2004年までのトップ1は以下の通り。
1999年 シンガポール
2000年 ラグレーンジ(米国)
2001年 ニューヨーク(米国)
2002年 カルガリー(カナダ)ソウル(韓国)
2003-2004年 グラスゴー(英国)
日本からはこれまで、2003-2004年のトップ7に神奈川県横須賀市が選出されたのみだった。
2005年1月19日に行われたICFのハワイ会議で、2005年度インテリジェント・コミュニティの世界トップ7が発表され、東京都三鷹市がその1つに選出された。他の6都市はイシー・ルー・モリノー(フランス)、ピライ(ブラジル)、シンガポール、サンダーランド(英国)、天津(中国)、トロント(カナダ)。
そして同年6月14日にニューヨークで開催されたICF会議で、三鷹市が2005年度インテリジェント・コミュニティ・オブ・ザイヤーに選出された。同市のSOHO育成事業等が評価され、受賞に至った。
同市は日本で最初に光ファイバーを家庭へ接続する実地試験や、ISDNサービスのテストを行っている。また1996年には、武蔵野三鷹ケーブルテレビがブロードバンドを提供する日本最初のインターネット・サービス・プロバイダーになるなど、ブロードバンド通信に積極的に取り組んできている。