日本軍のコタバル上陸から始まるマレーシア歴史教科書 | 日本の世界一

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2012年4月5日

日本軍のコタバル上陸から始まるマレーシア歴史教科書

現在使用されているマレーシアの中学校の国定の歴史教科書は、日本軍のコタバル上陸から始まっている。

国史の始まりが、昭和16(1941)年12月8日の日本陸軍のコタバル上陸なのだ。マレーシアにはそれ以前の歴史はなく、今年でたった71年しか歴史がない。

それ以前のマレーシアは、英国による植民地だった。英国人による老獪・狡猾な植民地政策、略奪を正当化するための愚民政策、人種を多層支配する分割統治が行なわれ、宗教も、歴史も、言語や文字さえも消され、教育も、自由も、生きている意味も、この地で生まれたプライドさえ見出すことが難しい「地域」でしかなかった。

教科書の記述は、以下のような内容となっている。

  • 日本陸軍のコタバル上陸
  • 明治天皇の御真影。近代日本の列強との対峙。
  • 日本のスローガンは、アジア人のアジア人によるアジア。
  • 英国による統治から、私たちマレー人を助けて下さい。
  • コタバル上陸の日本陸軍と進撃ルート。
  • 陸海空で英国軍を撃破。
  • 英国の抵抗。
  • 山下奉文中将。マレーの虎と呼ばれる。
  • 敗北を認めたイギリス軍兵士、日本陸軍に降伏。
  • 日本軍の真珠湾攻撃。
  • シンガポールからも英国を駆逐。
  • 日本語講座が開かれる。
  • シンガポール駅は昭南駅に名称変更。
  • Government Notification No.41 ペナン州長官 ITAMI MASAKICHI
  • 日本との良好な関係。
  • 日本軍と協力。イギリスからの祖国解放独立を目指すインド国民軍。
  • 日本に対する各抵抗グループ。
  • アンチジャパンのForce 136。
  • アメリカによる広島・長崎への原爆投下。
  • 板垣征四郎大将、降伏文書に署名。
  • 日本統治下の政治。
  • 日本統治下の教育。
  • 日本統治下の経済。
  • 物価の推移。
  • 日本に反対するものは憲兵隊が取り締まる。
  • 泰緬鉄道の建設。

この後、43ページからがその後の現代史。

この教科書をもらった人が、持ち主のペナンの中学3年生・アイーシャさんに「日本がコタバル上陸しなければどうでしたか」と尋ねると、はっきりと「マレーシアという国はなかったでしょう。今もブリティッシュの植民地のままでしょう」という答えが帰ってきたという。

引用:クンユアム第二次大戦戦争博物館