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2007年3月7日
群馬草津白根山の山頂(2,160m)にある湯釜は、pH1前後と世界で最も酸性度の高い火山湖。火山の噴火口跡に水が溜まり出来たもので、直径300m、水深30mのほぼ円形の形。硫化水素や水蒸気を放出し、湖底に硫黄を堆積している。
白根山は上信越高原国立公園に含まれており、湯釜の湖面のエメラルドグリーンの色は印象的で、多くの観光客が訪れる人気スポット。色がエメラルドグリーンなのは、湯釜の湖水に鉄イオンが溶けていて、さらに漂っている硫黄やいろいろな鉱物の影響で、「エメラルドグリーンの光」が反射するため。実際に湯釜の水を汲んで,光に透かしてみてもエメラルドグリーンではない。
白根山は那須火山帯に属する活火山で、1805年(文化2年)から噴火記録が残っており、この年も含め、多くの場合は湯釜が爆発している。山頂には他に、水釜、涸(から)釜がある。昭和7年には、噴石で硫黄採掘人夫2人死亡、7人負傷し、泥流も生じた。白根山一帯は、硫黄の産地としても知られているが、現在はすべて閉山。また、この地域には草津・万座などの有名な温泉地が多数存在している。
参照
「日本大百科全書」小学館